インデックス投資の出口戦略と、5000万円の理由

どうも、たけっちです。

以前私は、FIRE実現のために「5000万円を貯めることが最終目標」という趣旨の話をしました。

今回はこれについてお話しします。

 

私は米国株のインデックス投資(S&P500指数に連動したファンドを購入する)をメインに資産運用をしているのですが、

この指数に20年以上投資した場合の期待利回りが年平均6~7%と言われています。

しかしこの世の中、インフレというものがありまして、物価の上昇を考慮しなければなりません。

具体的には「多めに見積もって年平均2%」です。(日銀も7年くらいずーっと2%の物価上昇率を目標にしています

となると、【期待利回り6%-インフレ率2%=4%】

つまり、資産を減らさずに毎年享受し続けられる実質的な金額は【運用額の4%】ということになるわけです。

これがいわゆる「4%ルール」というものになります。(出典:ウォール街のランダムウォーカー、トリニティスタディ理論)

 

で、ここで重要になってくるのは、

「私の年間生活費はいくらなのかな?」ということです。

年間の生活費が分かれば、そいつを0.04で割れば、必要な運用金額が分かります。

ということで考えてみました。

毎月の生活費(倹約版)

家賃 4万(駐車場付き)
食費 3万(一日1000円)
酒、おつまみ 1万
光熱費 1万
通信費 1万(スマホ端末代、スマホ通信費、光回線代、Amazonプライム代)
お小遣い 1万
散髪 1000円

車 3万円(車本体、ガソリン、保険、車検、自動車税、タイヤ、バッテリー、オイル交換ぜんぶ含む)

合計:約14万円

 

我慢し過ぎないように、しかし削る所は削る。

14万円×12ケ月=168万円

これが最低限の年間生活費ということになり、

これが運用金額の4%であればいいのです。

しかし、ちょっと待ってください。

運用益には約20%の税金がかかってくるのです。

168万円÷0.8=210万円

これを運用金額の0.04で割ってみましょう。

210万円÷0.04=5250万円

 

ほら5000万円。

結局5000万円。

しかもこれ、いわゆる「理論的には」ってやつですからね。

世の中何が起きるか分からない。

この「理論的には」ほど信用できない言葉も無い、と思いませんか?

だって、例えば将来、売却益にかかる税金が20%じゃなくて25%になりました。とか。

銀行口座や特定口座で持ってる資産総額に対し毎年税金を取りまーす、って制度に変わるとか。

そんな今までの計算を崩す要素が出てきたら一発アウトですからね。

 

机上の空論が成立する確率を、誰か教えてくれませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA