投資を始めた経緯1

資産運用、投資・・・

なんとも胡散臭いワードですよね。

かくいう私も、資産運用を実際に始めるまではそう思っていました。

何なら今でもそう思っています!

宝くじも、パチンコも、競馬も、

全てリスクに見合わぬ結果を夢見た愚行だと思っていました。

借金持ち達のディズニーランドだと。

「楽して金儲けができる」という話には100%ウラがある。すなわち詐欺だと。

そんな風に思っていました。(間違いではないですが)

 

宝くじも、ロト6も、パチンコも、競馬も、ぜ~んぶ例外なく胴元が儲かる仕組みになっていますよね?

それは投資における証券会社も同じで、

胴元(証券会社)が手数料を個人投資家からふんだくってメシを食っている、

その状況は、手数料の安いネット証券が台頭してきた現代も変わりないと思います。

今でこそ、「一日50万円までなら売買手数料無料!」なんてネット証券がありますけど、

それこそ90年代、2000年代はネット証券も出始めの頃で、

やっぱり中心は銀行や証券会社へ直接行っての「対面取引」が主でした。

粗悪な商品を売りつけ、手数料をふんだくって客を泣かせて私腹を肥やす・・・

それこそが「証券会社」だったのです。

 

私が投資に興味を持ったのは、個人投資家の「桐谷さん」をテレビ番組で見た時でした。

「月曜から夜更かし」という番組でしたが、

この番組での初登場は2013年とのこと。

この方は、日本ならではの「株主優待制度」をうまく使って、

期限切れ間際の優待券を手に自転車で街を駆けまわります。

一見すると、忙しそうで、せわしなくて、

自分の時間が取れていないように感じます。

しかし、それは仕事とは違う性質のもの。

だから、

とても楽しそうで充実した毎日を送っているように見えたのです。

これには衝撃を受けました。しかし同時に、当時の私には

よくあるテレビの「億万長者のお宅訪問」の域を出ませんでした。

これは自分とは無関係の世界の話なんだと。

 

・・・・

 

ところがです。

会社の先輩が「実は株を少しやっていて、少し儲けが出ている」と何かの話題の合間に自分から話してくれました。

この「少し」という所が私の好奇心をくすぐりました。

人間、自分の人生が大きく変わることを、

「本当は心の底では求めていない生き物なのではないか」と常々思っています。

「少し」ということは、損をする時も「少し」なんじゃないか?

それは「自分である程度コントロールできるもの」なんじゃないか?

と、何となく考えた記憶があります。

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